こんにちは。えいたです。
2018年6月:近鉄の株主優待券、金券ショップの買取額が値上がり!
近鉄グループホールディングス(株):4355円(2018年7月6日終値)
高値の株を購入する余裕はありません。でも、親が購入済み!
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株主優待:[半年毎]近畿日本鉄道沿線招待乗車券4枚(100株)
親はオークション等が苦手、金券ショップを利用しています。
しかし、今回の買取額にビックリ!
「1400円 → 1800円」に値上がり、その理由を探りました。
買取は値上がり傾向
近鉄の株主優待券に限らず、金券ショップの買取は値上がり傾向です。
- 昔:金券ショップを通じて売却
- 現在:オークション、メルカリで売却(個人間売買)
個人間売買:売却者は高値、購入者は安値(Win-Winの関係)
金券ショップは人件費・売れ残りを考えて、買取を安めに設定。しかし、安い買取では金券が集まらない!個人間売買に対抗するため、値上がりは仕方ない?
近鉄の株主優待券:1000円 → 1400円 (10年間の推移は、徐々に値上がり)
しかし、今回のケースは半年間で400円値上がり。つまり、全体的な要因ではありません。「近鉄特有の事象」と推測、解答に辿り着きました。
名阪まる得きっぷ廃止
大阪難波駅・大阪上本町駅・鶴橋駅 ⇔ 近鉄名古屋駅で利用可能
- 通常料金:4260円(普通運賃2360円 + 特急料金1900円)
- 5枚綴り:3600円(1枚換算)
- 10枚綴り:3350円(1枚換算)
2017年12月30日:販売終了(有効期限は3ヶ月)
2017年12月の株主優待券は、買取額に大きな変動無し!
12月30日に大量購入すれば、3ヶ月間は安値で利用できたから。しかし、その後はどうするの?電車は代替手段が無く、利用しない選択肢はありません。
JRの新幹線は値段が高い、在来線は遅い。中間の位置付けが、名阪まる得きっぷ。
大阪⇔名古屋間の移動は、名阪まる得きっぷが幅を利かせていた?
廃止の影響は大きく、お得な方法として株主優待券が1位になりました。
- JRの新幹線(自由席・5830円)と比較すれば、割安感あり
- 難波で仕事の場合、乗り換え本数0本
廃止後の金券ショップ:買取1800円、売却2100円
需要があるから、金券ショップが勝負を仕掛けました。
配当+株主優待利回り
単元株(100株)について、計算します。
- 配当:5000円
- 株主優待:14400円(1800円 × 8枚)
- 配当+株主優待利回り:4.45%
インフラ系の鉄道において、高利回りになりました。
株主総会のお土産:2018年度から廃止
2016年度
懐中電灯
2017年度
PILOTのシャープペンシル
さいごに
1400円 → 1800円
28.6%値上がり、ストップ高の感覚です。
個人間売買の影響、仲介のみの金券ショップは苦しい立場が続く?
結論:シニア層の親にとって、買取額の値上がりは望ましい。